Dec 14, 2005

s30顛末 [computer]

第一段階

IW2005の時に無線LANがいまいち調子の悪かったs30、その後Windows2000の方でいろいろいじっていたが、無線LAN Card NETGEAR WG511Tのユーティリティがいまいちのようだ。 これだけ入れておくとアドレスの取得で失敗することが多い。もう一つ入れておいたコレガのユーティリティの方を使うと何故かちゃんとアドレスが取れる。

2つ入れておくとまずいかも知れんとコレガの方はアンインストールしておいたら逆に駄目になったよう。何か壊したのかな...というのが発端。

第二段階

その後週末に起動。FreeBSDを入れている方は普通に動くがW2kの入っている方はブルースクリーン状態。セーフモードではいちおう起動する。ブルースクリーンのメッセージを読むと何やら.exe(ファイル名忘れた)の実行中にカーネルのメモリを使いきっているらしい(?)

それなら...その.exeの名前を変えて起動時に使われないようにすればなんとかなるかも、と思いセーフモードでhogehoge.exe→hogehoge.tmpに名前を変更して再起動。 おお、いちおう起動するではないか。

第三段階

今考えるとそのファイルは必須ではないドライバかサービス関係だったのだろう。そのまま使いつづけるかデバイスドライバをきれいにする程度にしておけばよかった。

だがそこで「サービスパックやホットフィックスを入れ直す」という愚行に出てしまった。Windowsでこの手のパッチを外すには何回もリブートを繰り返さなければならないのだが暇に任せて「馬鹿な作りだね〜」とか言いながら一つ一つ外していったら...

第四段階

セーフモードでも起動できなくなりました(自爆)

正確な所は覚えていないが「なんとか.DLLに何かのシンボルがない」 というようなメッセージが出て「60秒後にリブートします」と言われる。 再起動しても結局同じことの繰り返し。仕方がないs30のリカバリ機能を使って初期状態に戻すか。

FreeBSD側の方は普通に動くのでmount_ntfsでNTFS領域をマウントしてscpでuser領域をバックアップ

mount_ntfsでファイルの書き込みができるのであれば問題の起きたDLLを別の物に書き換えてみるが問題の部分については書き込みはできないよう。

W2k領域のリカバリ行う以外に方法はなさそう

第五段階

ディスクを換装してからはs30のDisk to Diskのリカバリを使ったことがなかった。

  1. F11を押しながら電源ON
  2. 失敗。普通にMBMの起動メニューが出てくる

  3. リカバリ用隠しパーティションのIDを0Cにして起動ドライブに指定
  4. リカバリ用のシステムが起動。リカバリできるか?と思ったが途中で必要なフォントのファイルが読めない旨のメッセージが出てくる。そのまま続行するといちおうインストールは完了する。

    起動すると...デフォルトVGA?

どうやらディスプレイドライバも含めてs30用のドライバ・ユーティリティ関係が入っていない素のW2kが入っているような状態。他にも問題があるかもしれないがよくわからん。

第六段階

幸いThinkpadの「s30用」のユーティリティ、ドライバなどをオフィシャルサイトで公開しているのでそちらを使う (リンクのページ) IBM ThinkPad s30 Drivers Matrix

第七段階

ユーザデータを戻して、完全には戻ってはいないがいちおう動く状態になったぞ。 大したアプリケーションを使うわけではないのでとりあえず完了ということにしておこう。

Posted at 01:55 in computer

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