Dec 04, 2005
落穂拾い的に [本,雑誌など]
買った本についてはなぜかここのところしばらく書いていなかったので実質「最近読んだ本+積読」かな 実際の所ここには書けないような物も買っているのよ(笑)
- 菅浩江 「鬼女の都」(祥伝社 税別686円) ISBN4-396-33245-9
- グレッグ・イーガン「ディアスポラ」(早川書房 税別900円) ISBN4-15-011531-1
- 見沢知廉 「囚人狂時代」(新潮社 税別514円) ISBN4-10-147321-8
- チャールズ・シェフィールド「マッカンドルー航宙記 太陽レンズの彼方へ」(東京創元社 900円)
- 神林長平「鏡像の敵」(早川書房 税別700円)
菅浩江による「本格推理小説」。舞台設定に微妙な面白さがあるので内容はうかつに書けない。最近読んだものの中では読み終わるのが惜しいと思える程面白かった。
私が中盤で「犯人」の見当がついてしまうぐらいなので謎解きは"Who"というよりは"Why"に主眼をおいていると思う。そこの部分がかなりマニアックな専門知識と心情的な部分から構成されている。うまく書けんけど。
「京都」という街自体がトリックになっているという所が面白いし目を引く所だけどそれだけではない。よくできている。
買ってしばらく放っておいた。今読んでいる所。
少し前に「作家自殺」という新聞記事でこの作家を知った。某所で「面白い作品を書いていたのに...」と書いてあったのを見て買った。
確かに面白い!。惜しい人を亡くした。あの高校で試験中に解答用紙を破ってアジ演説をして退学処分になっている人なのね...
内容はえぐいが読む価値あり。巻末資料の「受刑者の心得」も良い。
マッカンドルー物で先の「マッカンドルー航宙記」に入っていなかった短編を集めた短編集。まだ読んでいないのでこんな所で。
1980年代の初期短編集。私が熱心にSFファンしていたころの作品なので読んだことはあるものが多い。いちおう買ってみた。内容が記憶と違っているものもありそうだし。
他にも買ったものはあるが...まあいいや
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